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上通について

  • 上通アーケード
  • 並木坂通り
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  • 上通 入り口
  • 上通 イルミネーション

江戸・明治と現代が溶け合う街、上通。変化を受け入れながらも、昔ながらの良さが漂います。

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「昔」と「今」が融合する不思議な街

熊本の中心地、通町筋から並木坂までの全長600m、幅11mの商店街、上通。坪井川を挟んで、日に日に復興が進む熊本城を望むロケーション。周辺には、県立美術館や県立伝統工芸館、熊本市現代美術館といった文化施設が点在しています。ギャラリーやホール、書籍、古書籍といった店舗も多く、熊本の文化の発信地でもあります。

上通とつながる脇道や裏通りにも、独特な雰囲気の店舗が見られ、日々新たな化学変化が起こっています。地名や町並みに城下町の香りを残す一方で、若者が集い「今」を発信する―そんな、昔と今の融合が感じられる街です。

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散策の楽しさを演出する「イペ」

上通の最大の特徴のひとつは、歩道に敷き詰められた木材「イペ」。南米産のウッドデッキ材で、その温かな風合いと耐久性から人気の材木です。1998(平成10)年、アーケードとともに新たに設置されました。

これは、上通が1925(大正14)年に熊本で初めて木煉瓦(木製のブロック)を敷き詰めたことから着想を得たもの。パリのオルセー美術館をイメージした天井の高い白一色のアーケードに、焦げ茶のイペが映えます。木材のやさしい“歩き心地”が、散策する楽しさを演出。この設計は、熊本県から優れた建築物等に贈られる「くまもと景観奨励賞」を受賞しています。

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変化を恐れず、新たな挑戦を続ける

長い歴史を持つ一方で、上通は、チャレンジを恐れないスピリットを受け継いでいます。2003(平成15)年に、全国でも初めて広範囲に電子マネー「Edy」を取り入れたのもその現れ。それまでも全国各地で実験的に導入されていたものの、商店街全体として始めたのは上通が初めてでした。

そのほかにも、アート作品を商店街の各所に展示する「上通アートプロジェクト」、分野別のプロフェッショナルによる講座を通して商店街の資質向上を目指す「上通スタンダード大学」、店舗スタッフが講師として、消費者に専門店ならではの知識を伝える「まちゼミ」など、多彩なプロジェクトを企画・運営。“文化の街”という上通の魅力を踏まえた新たな取り組みを常に続けています。